ステップアップの仕方
ステップアップの仕方
演技養成所には様々なジャンルがありますが、ステップアップについて言及していきます。
児童劇団など子役に特化した所などは、義務教育を受けながら通ったり、義務教育後は通っている学校や仕事との兼ね合いをつけレッスンに参加します。
多くは週1回程度レッスンに通い、所定のカリキュラムの元スキルアップしていきます。
未経験者の為に俳優の基礎的な技術から学べて、審査を経てクラスが上がっていく所があります。
他には公演にスタッフで帯同したり、脇役で出演しながら演技力の向上や舞台のいろはを学んでいくなど数多くのアプローチがあります。
一定の訓練期間や基準でオーディションなどの査定を行い、研究生や預かり所属や準所属など、いわゆる見習い期間を経て正所属に上がっていきます。一定の技術がなかったり、求めるキャラクターを表現できなかったりする場合はいくら上手でも退所しなければならない場合も多くあります。
劇団の演技養成所は、基本的には俳優としてのスキルアップの場で、所属し活躍する人材を育てるのが目的であると結論付けられます。
演技養成所は全くの素人でも入ることができる
演技養成所というと劇団経験者やある程度そうした演技の活動をしている人だけが入ることができると思われがちですが、まったくの素人でも入ることができます。
ですが色々な習い事同様に養成所独自の基準や資格を設けているということもあるので、入所したいと思える演技養成所が見つかったのであれば、そこでどのような条件があるのか確認してみましょう。
こうした養成所はもともと演技の勉強をしてきた人であれば、そこでのつてで紹介してもらえるようなこともありますが、新聞や雑誌などの広告に宣伝されていることもあるので入所したい時は、そうした広告にも注目してみると良いでしょう。
しかしながら素人の場合は表舞台に出れるようになるには時間がかかることもありますし、ずっと脇役のままになることもあるので、目立つ部分がなかったり、何か自分に得意分野がないような時は特技を身に着けたりその他演技に役立つような習い事も始めると良いでしょう。